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北米大陸9700km[10]:初めてのユースホステル

幸いなことにこの街にはユースホステルがあり、そこに泊まってタイヤの到着を待つことにしました。訪ねてみると、教会の地下がドミトリーになっているユースホステルです。オーナーは優しそうなお婆ちゃんです。

状況を説明して3泊か5泊したいと伝えました。1泊2食付で5$75¢、おいしい食事に大きなベッド。後にも先にもこれほど安いユースホステルはありませんでした。

教会では10時から日曜日のミサが始まりました。私は、母親をはじめ友人、元同僚、ロスのAさん、シスコのMさん、そして、これから訪ねるジェフに手紙を書きました。その後、ちょっと遅い昼食をとりに街へ出ました。

街は独立記念日のイベントやパレードで賑やかです。食事を終え、喧騒から離れるように港へ。他国の貨物船が数隻停泊していましたが、日本の船は見当たりませんでした。この海を隔てた向こうは北海道あたりだろうかと私はボンヤリ考えていました。

翌日は独立記念日の振替休日です。出発するホステラーを見送ると荷物の整理に取り掛かりました。少しでも軽くするために、あまり使わなかった望遠レンズ付きの一眼レフカメラや予備の自転車専用シューズ、そしてロスやシスコで集めた資料などを船便で日本へ送り返すことにしました。

One reply to “北米大陸9700km[10]:初めてのユースホステル

  1. 送ってもらった絵葉書の中で唯一内容を今でも憶えてるのは、タイヤが到着するまでしばらく待たないといけないという内容です。壮大な旅なんだな~とぼんやり感じました。大切に持ってたんだけど、あの絵葉書どこに行ってしまったかな。

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