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異文化・北アフリカ: Algeria(11) 日本へ手紙で注文を

砂漠の玄関口アイン・セフラの町から国道6号線を北上すること350キロほど、アルジェリア北西部の中都市マスカラの街に着きました。この先は街の北を走る国道4号線を東へ地中海に面したアルジェリアの首都 Alger(アルジェ)をめざします。

この日、アルジェリアで初めてホテルに泊まることにしました。二人1部屋1泊 50Dr=約2,700円。部屋のトイレの水はチョロチョロ。

階下のレストランで夕食。少々の肉とトマトケチャップのスパゲッティ、ハリア、ホブス、デザートにオレンジ2個で18Dr=約970円。

アルジェリアとモロッコの物価

アルジェリアも滞在約1週間、大体の物価がつかめてきました。ホブス、米、コーヒーなど身近なものはモロッコと同じく安価です。私が吸っていたアルジェリアのタバコ〈フォッガール〉はモロッコより30円ほど安い1箱120円。しかし、その他は総じて高いようです。例えば、

モロッコ アルジェリア
・オレンジ1㎏    70円    300円
・牛 肉 1㎏  1,100円   3,000円
・いわし缶1缶    75円    300円
・安宿(2人1部屋) 1,000円   2,500円

ただし、賃金はアルジェリアのほうが高いようで、初日にヒッチハイクで世話になったトラック運転手などは月85,000円の給料です。

この日泊まったホテルには、風呂もシャワーもありません。そこで、夕食後はW君とホテル近くのハマム(公衆浴場)でひとっ風呂浴びることに。その後は、ここ1週間ほどアルコールを口にしていない二人はバーを探して町中を歩き回ることに。しかし、やっと探し当てたバーは残念ながら、すでに閉店の時間でした。

ホテルに戻った私にはやることがありました。それは日本へ手紙を書いて、壊れたカメラの代わりを送ってもらうことです。あまり母親には負担をかけたくないので、ここは姉宛にお願いの手紙を。

ついでに、手拭いサイズのタオルと紛失してしまった耳カキを一緒に頼むことに。海外にもバスタオルとフェイスタオルはあるのですが、背中を洗うのにちょうどいい手拭いサイズのタオルがないのです。

耳掃除は綿棒が主流のようで、耳カキもありません。その他、再びヨーロッパへ渡ると必要になる東欧のガイドブック、使い慣れた日本の風邪薬(スペインで1回使ってこれも紛失)と消毒薬も頼みました。

送り先は、日本とのやり取りの時間を考えて私達が1ヵ月後に到着するであろうチュニジアの首都チュニスの日本大使館にしました。

実はモロッコのウジタでお世話になった海外青年協力隊のYさんが、もしもの時の連絡先としてアルジェリアとチュニジアの日本大使館の住所を教えてくれていたのです。

まさかこんな形で利用することになるとは思いませんでした。もちろんチュニジアの日本大使館にも私のパスポートのコピーとともに手紙で状況を説明をして日本からの荷物の保管をお願いしました。

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