国境から首都チュニスまでは国道7号線で約170キロほど、28日の朝に公安局へ出頭しろとなればあと1日半、走れない距離ではありませんが、かなりハードになります。
W君と相談し、バスがあれば利用しようということになりました。タバルカの街に出て調べると、ありました。10時半発チュニス行き、4時間の行程です。
そこで、この日はタバルカの街で泊まることに。前日は両替と買い出しに追われ、余裕もなく気が付きませんでしたが、タバルカは港町、海岸線に並ぶ奇岩で有名な観光地のようです。どおりでさほど大きくない街にしては両替までできる立派なホテルがあるはずです。
ただし、私たちが泊まるのは安宿、二人一部屋1泊で約2,400円。それでも一つ星、モロッコやアルジェリアと違いトイレとシャワーに水が出るのにホットしました。
ホテルをチェックインした後は、名勝(?)の奇岩を眺めに海に。強風のなか、誰もいない灯台にも上り、二人とも一晩軟禁されたあとの解放感に浸っていました。
10時半発チュニス行きは季節便のようで運行しておらず、結局私たちが利用したのは12時発の便。北部チュニジアは緑が豊かなようで、途中バスは久々に目にした森林地帯の中を走り抜けて行きました。
私は、不要になった現地調達の地図や観光資料を荷物になるのを避けるために、ある程度まとめて日本へ送っていました。帰国後チェックすると、なぜかアルジェリアとチュニジアの地図と資料がみつかりませんでした。残念なのが写真代わりに描いた10数枚のスケッチです。
モロッコ、アルジェリア、チュニジアと時間的制約やアクシデントで意思に反してバスやヒッチハイクでの移動もありました。そこで、帰国後すぐ記憶が確かなうちにそのルートを記しておきました。
今回ブログをアップするにあたり、新たに色付けしました。赤は自転車、緑はバス、ピンクはヒッチハイク、そしてオレンジが船になります。
地図をみると、チュニジアはほとんどバスで通過したようですね。
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チュニジアでは、ひたすら日本からの荷物を待っていた気がします。チュニスには2週間以上いましたが、その間郊外の観光スポットへ自転車で行っただけでした。今考えると他にも行けたかも。ただ、連日チュニスの街の路地裏まで歩き回っていましたから、今でもその街並みはハッキリ覚えています。
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