ここではストーリーには触れませんが、これが「ブレーメンの音楽隊」のモニュメント、下からロバ、犬、猫、ニワトリの銅像です。
ローランド像に遠慮してか市庁舎の左手奥、ちょっと目立たないところにありました。ロバの足を触って願い事をすると叶うといわれています。多くの観光客に触られて前足が白くなっています。カップルにモデルをお願いしました。
モニュメントは私が想像していたより小さなもので、どうにもビミョーな感じがしました。
ブレーメンは北海からウェーザー川を60キロほど遡ったところに位置していますが港湾都市です。それを象徴するようにウェーザー川に面して貨物船が接岸できる4本の大きな岸壁がありました。鉄道の引き込み線も見えます。
ブレーメンより内陸のドルトムントでも同じようなものを見ていました。ドルトムントで見たのは川ではなく運河でした。運河から数本の岸壁が延びていて、引き込み線も併設されていました。運河は川からやがて外洋へと繋がっています。西ドイツの北部では鉄道同様、河川や運河が整っており、その水運の利便さが産業発展に貢献しています。