この日は朝から「国立美術館(Statens Museum for Kunst)」へ向かいました。土曜日は美術館の入場がタダなので、あえて前日は行かなかったのです。
美術館は樹々がうっそうと茂る「東公園(Østre Anlæg)」の一角にあります。場所は中心からちょっと外れた市内の北に位置しています。展示作品はデンマーク王室のコレクションが中心です。多くの巨匠たちの絵画が展示されていますが、残念ながら私のお目当てのルノアールの作品はありませんでした。
次は「ローゼンボー城(Rosenborg Slot)」を訪ねました。東公園とは交差点を挟んで対角線の南に位置しています。
上側の写真がローゼンボー城です。30年近い歳月をかけ1634年に時の国王クリスチャン4世によって建てられました。現在は王室の夏の離宮となっています。お城の地下は博物館になっていて、クリスチャン4世の王冠や歴代王室の調度品などを展示しています。
また、11時半になると近くの兵舎から近衛兵がこのローゼンボー城に集まり、衛兵交代をするアマリエンボー宮殿まで行進して行きます。下側の写真はお城に隣接する庭園です。広々とした開放感溢れる庭園です。
今度はショッピングストリート、ストロイエで探し物です。この頃、私は時間があると靴を探していました。日本製の自転車用ツーリングシューズがダメになり、スペインのセビリアでプーマのスニーカーに交換していました。そのスニーカーもすでにボロボロ、そろそろ新しい靴が必要だったのです。
欧米人は足の幅が細く、平均的な日本人である私には、ヨーロッパ仕様の靴の幅がどうしても狭く感じられるのです。4件目のデパートで見つけました。台湾製のちょっと幅広のスニーカーです。[よしッ、これだ。帰りに買って帰ろう」
午後からはコンゲンス・ニュートー広場の西にある運河沿いのスポット「ニューハウン(Nyhavn)」を散策してみました。ここも観光客が必ず訪れるという観光スポットです。
こちらがニューハウンの写真です。アンデルセンもお気に入りで、18年間ここで暮らしたそうです。色鮮やかな家々と、これでもかと停泊中の船の多さが印象的でした。
キャンプ場へ戻る前に靴を買うため再びデパートへ[えッ、2時閉店なの。まいったーッ]どうやらデパートも土曜日は2時に閉まるようです。明日の日曜日も閉店、新しい靴は当分の間お預けになりそうです。