日曜日、スウェーデンに向けて出発です。その前に朝イチで「新カールスバーグ彫刻美術館 (Ny Carlsberg Glyptotek)」に寄ることにしました。
この美術館は日曜日に限り入館がタダになるからです。それと前日の国立美術館でご対面(?)できなかったルノアールの作品があればと思っていました。
首都コペンハーゲンも日曜日ともなれば開いているのはキオスクとパン屋と花屋だけ。閑散としています。
カールスバーグ? そうです。オランダのハイネケンと並んでヨーロッパを代表するデンマークのビールメーカーです。この美術館はそのカールスバーグ社の創始者の息子のコレクションを展示しているのです。
デンマークを代表する彫刻家の作品のほか巨匠たちの絵画も多く展示されています。そんなに中にルノアールの作品が数点、確か5、6点だったと思います。
[おーッ、あったね、ルノアール]美術館に寄った甲斐がありました。
コペンハーゲンには曜日によって入場料が無料になる美術館や博物館が多くあります。現在もこの新カールスバーグ彫刻美術館は日曜日の入館料は無料です。最後に市内で撮った写真を。
これは市庁舎広場の端、市庁舎の建物の横にある「アンデルセン像」です。人魚像と違って訪れる人はあまりいませんでした。
アンデルセンの像は色々な所に設置されていますからそんなもんかも知れません。アンデルセン像の向かい側がチボリ公園になっています。
これが有名なチボリ公園の入り口の写真です。1843年、時の国王が「市民にも娯楽を」ということで建てられたそうです。公園のオープンは4月から9月まで。だだし、ハロウィンとクリスマスマーケットのシーズンだけ臨時オープンします。
中央駅と道一本隔てて向かい合っていますからコペンハーゲン初日に[えッ、こんなところにあるんだ]と驚きをもってこの公園を見ていました。ただし、コペンハーゲン滞在中に行くことはありませんでした。一人で行く所ではない気がしたもんですから。