私は国境で両替できなかった小銭で、記念にと刺繍入りハンカチなどを買ったことはありますが、土産と呼べるようなものは今回のロッテルダムが初めてになります。
木靴がオランダ製であることは、すでにアムステルダムで確認していました。そこで木靴を数セット、民族衣装を着た人形を同じく数体購入。残念ながら人形の方はアジアのどこかの国(忘れました)で作られたものでした。
思い起こせばアメリカのインディアン居留地の土産物屋で見た人形も同様でした。旅先でこれはと思う土産物の人形や置物などをひっくり返して見ると、多くは made in アジアの国でした。
早速、これら土産物は日本の自宅へ船便で送ることにしました。帰国するまでには着いているはずです。これで私のやるべき事も終わり、心置きなくオランダ最後の目的、キンデルダイクの風車を見に行けます。
ロッテルダムはライン川の河口に広がる世界有数の港湾都市です。ライン川はオランダ国内に入ると二つに分かれ、北をレック川、南をワール川と名前を変えます。やがてレック川は河口手前でニューマース川と再び名前を変えて北海へと注いでいきます。
私はニューマース川に架かる橋を渡りながら思い出していました。[最初は国境だったな。その後も何度か川沿いを走ったし、そうかここが最後か]ライン川との最初の出会いはオーストリアからスイス入国時でした。その時国境となっていたのがライン川です。
スイスでお世話になったルーディ一家と一緒に西ドイツとの国境近くのライン川唯一の滝、ラインフォールの観光にも行きました。
スイスを一周した後、国境の街バーゼルからフランクフルトまでフランスとの国境をなすライン川沿いを北上。一旦別れたもののボンからケルンまでまたライン川と並走しました。
そして北欧から戻り、最後にロッテルダム近くで北海へと注ぐライン川と再び三たび四たび、いや五たびの再会となったわけです。
ニューマース川を東へ数キロ遡ると、上流からのレック川とワール川から別れたノールト川の合流地点です。そこから小さなフェリーでノールト川を対岸へ渡るとキンデルダイク村です。
レック川とノールト川とに挟まれているのがキンデルダイクです。ノールト川の上流がワール川、つまりキンデルダイクの風車群はライン川の最下流部に位置しているのです。