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ぐるっとヨーロッパ: France(7) タンカルヴィル橋からドーヴィルヘ

当時、セーヌ川の最下流に架かる橋は「Pont de Tancarville(タンカルヴィル橋)」でした。タンカルヴィルはセーヌ川右岸の街の名です。

DSC_0394これはそのタンカルヴィル橋の上から撮ったセーヌ川の写真です。橋の上から川面まで約50mあります。ここからさらに川幅を広げながら、約20キロ下流のセーヌ湾へと注いでいきます。

DSC_0395しばらく走り振り返ると美しい形のつり橋(全長1,420m)が確認できました。そこで写真を一枚。
1995年、この橋の12キロ下流に全長2,143mの「ノルマンディー橋」が完成し、ル・アーブルと対岸のオンフルールが結ばれています。

地図を見るとオンフルールから先は再び海岸線を走れそうです。そこでタンカルヴィル橋からオンフルールを目指すことにしました。

オンフルールはル・アーブルと違い、古くからの港町という雰囲気を感じます。さらに Deauville(ドーヴィル)、Cabourg(カブール)と海岸線を走っていきます。この辺りはノルマンディー地方の代表的なリゾート地、お洒落なカフェやホテルが道路沿いに並んでいます。ただ、すでにバカンスも終わり浜辺にも通りにもそれらしい人影はありません。もちろん夏にはきっと大勢の人たちで賑わうことでしょう。

ドーヴィルの街には競馬場が二つありました。確認できませんでしたがカブールにも競馬場が一つあります。「リゾート地に競馬場」いかにも競馬好きなフランス人といった感じです。そういう私もニューヨークで競馬に行っていますから嫌いではありません。

私が通過したドーヴィルは、クロード・ルルーシュ監督作品のフランス映画「男と女」の舞台となった街です。1966年に公開されたカンヌのグランプリを受賞した映画です。

♪「シャ ララ ダバダバダ ダバダバダ……」

フランシス・レイ作曲の主題歌というか、このスキャットはテレビのCMソングで聴き覚えあるかと思います。

映画「男と女」は、1970年代から80年代にかけてテレビでたびたび放映されていましたので私も観ていました。ただし、ドーヴィルが映画の舞台だと知ったのは帰国後のこと、もし当時知っていたらと思うと残念です。

日も傾きかけたころ静かな浜辺に出ました。[漁を終えたのか、それともこれから?]沖合いを行く漁船が見えます。

DSC_0396すでに野宿のための水は途中で確保しています。[今夜は波の音でも聞きながら寝るか。ここにテントを張ろう]晩飯の支度をすませ写真を一枚。

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