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ぐるっとヨーロッパ: France(21) ブローニュの森

キャンプ場でもらったパンフレットを見て驚いたのは約850haというその大きさです。なんと前日訪れた広いベルサイユ宮殿よりさらに大きいのです。
東京の公園と比較すると、一番大きい昭和記念公園が約150ha、葛西臨海公園と小金井公園がともに80ha弱、この三つの公園を足してもまだ半分以下です。

ロンシャン競馬場、テニス場ローラン・ギャロスなど各種スポーツ施設の充実もそうですが、ブローニュの森の本来の姿はパリ市民の憩いの場として利用されていることです。多くの庭園、植物園や池などのほかに動物園、サーカスまであります。もちろん散歩やピクニック、ジョギングなどを楽しむ人も大勢見かけました。

DSC_0411これはブローニュの森の中のグラウンドの写真です。

パリの行政区はルーブル美術館の周辺を1区として20区まであります。東京の23区みたいなもんです。おもしろいのは1区を中心に時計回りに区画が順にナンバリングされていることです。セーヌ川の南側は東から5、6、7区と並び、エッフェル塔はその7区に、対岸へ渡り8区には凱旋門があります。パリ市民なら何区と聞けばすぐに場所が思い浮かびそうです。ブローニュの森は2周目の一番外の16区、パリの西端になります。セーヌ川はエッフェル塔を過ぎると南方向へ流れを変え、またすぐに180度北へ流れを変えます。そのUターンするセーヌ川に囲まれてブローニュの森を含む16区があります。

パリの西端というと中心から結構離れていると感じるかもしれませんが、実際はそれほどでもありません。キャンプ場から北に位置するの凱旋門、同じく東のエッフェル塔までともに2キロほど、凱旋門からシャンゼリゼ通り、コンコルド広場そしてルーブル美術館まで一直線で3キロほど。つまりキャンプ場からパリの中心まで約5キロ、自転車で十分市内観光ができる距離なのです。

DSC_0410写真はブローニュの森の周回道路を走るサイクリストの一団です。朝夕、市内観光の行き帰りによく目にしていました。必死にベダルを踏み込む若者には思わず「ゴー、ゴーッ!!」と声をかけてしまいます。

 

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